Munin で Redis のリソース監視
Munin で Redis のリソースをモニタリングするためのプラグインをいくつか試してみたんですが、個人的には以下のものが気に入りました。
bpineau/redis-munin · GitHub
https://github.com/bpineau/redis-munin
気に入った理由としては
といった辺りでしょうか。
このプラグインをインストールすると以下の監視項目が追加されます。
- Redis blocked clients
- Redis commands rate
- Redis connected clients
- Redis connections rate
- Redis dbs
- Redis evicted keys rate
- Redis expired keys rate
- Redis memory fragmentation
- Redis memory usage
- Redis pubsub channels
インストール
既に Redis、munin-node はインストールされているものとします。
環境は CentOS 6.3 で、munin-node は EPEL のものを使用しました。
プラグインをインストールします。
# cd /usr/share/munin/plugins/ # wget https://raw.github.com/bpineau/redis-munin/master/redis_ # chmod +x redis_ # ln -s /usr/share/munin/plugins/redis_ /etc/munin/plugins/redis_127.0.0.1_6379
シンボリックリンクの名前で接続先サーバを指定します。
以下のような形式で指定します。
/etc/munin/plugins/redis_IPアドレス_ポート番号
ここでは localhost(127.0.0.1) の Redis を監視対象としていますが、リモートを監視する事も出来ます。
requirepass で Redis への接続パスワードを設定している場合、以下のファイルを作成します。
# vi /etc/munin/plugin-conf.d/redis
以下のようにパスワードを書いておきます。
[redis_*] env.password 設定した接続パスワード
これでプラグインのインストールは完了です。
munin-run で動作確認をしてみます。
# munin-run redis_127.0.0.1_6379 multigraph redis_clients clients.value 1 multigraph redis_blocked_clients blocked.value 0 multigraph redis_memory memory.value 136797848 multigraph redis_fragmentation frag.value 1.07 multigraph redis_total_connections connections.value 14500 multigraph redis_expired_keys expired.value 0 multigraph redis_evicted_keys evicted.value 0 multigraph redis_pubsub_channels channels.value 0 multigraph redis_commands commands.value 931311 hits.value 269 misses.value 36 multigraph redis_dbs db1keys.value 510799 db0keys.value 28 db0expires.value 0
上記のように値が取得できていればインストールは成功です。
問題なければ munin-node を再起動します。
# service munin-node restart
これで Web から確認すると以下のように Redis の各種リソースのグラフが追加されます。
こんな感じ。
プラグインの中身は redis-cli コマンドの結果を awk で解析して値を取り出しているだけなので、将来的に項目を追加したい場合などにも比較的簡単に対応できそうです。
これでリソース監視は良さそうなので、後は Monit で死活監視かな。
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